先週末は秋田行のカシオペアが盛り上がった。
上野を23時前に出発し、上越線・羽越本線を経由し、翌日の11時、秋田に到着するというスジである。
短距離運転が多くなった最近のカシオペア紀行では珍しく長距離を走り、しかも日本海側を経由するという貴重な列車である。
多くの撮り鉄が目を輝かせ、夜を徹して列車を追いかけていた。

私自身も、この列車は非常に楽しみにしていた。
”あけぼのを上野から青森まで追っかけてみたかった!!”
という夢が叶えられるような気がしたからである。

当日の昼、高速バスで東京へ。
まずは推回を撮ろう。

尾久付近の踏切へ向かう。
狙っていた踏切は数人しかおらず、拍子抜け。
大多数の撮り鉄は後追いで釜を狙っているようだ。
客車はいくつものポイントを通過してゆっくりと踏切へ差し掛かる。
狙い通りの一枚。
”旅立ちの推回”は夜が似合う。

2024.11.30 東北本線 尾久ー井堀(信)

先回りして大正橋へ。
余裕をもって到着したが、既に多くの撮り鉄が集まっていた。
その後もどしどしと増えていく撮り鉄たち。
深夜1時の河原にアヤシイ群れができ上がった。
シャッタースピードは1/5。
何度も素振りして確認する。
気配は少なくいきなり列車が登場。
やらかしたか…?
通過後にじっとモニターを確認し、ほっと胸を撫で下ろした。

2024.12.1 上越線 渋川ー敷島

少し省略し、次は新津だ。
新津で前補機のEF64が切り離される。この場面は是非見たい!!

列車はやや遅れて到着。
しかしまだ改札は開いておらず、ホームに入ることはできない。
5時、一斉に撮り鉄が構内になだれ込む。
大バルブ大会の開幕である。
十数分後、信号が開通し、EF64は静かに去っていった。

2024.12.1 信越本線 新津

大きく省略し、返却回送に移る。
秋田に着いたカシオペアは約2時間後にとんぼ返りして、東京に向けて返却回送された。

吹き荒ぶ風にさらされた海沿いの丘に数十人の撮り鉄が集まった。
天気は回復傾向にあり、曇りベースではあるものの、時折り晴れ間も覗いている。
願うべくは晴れだが、荒波が立つ冬の日本海は曇りでも絵になるだろう。
どちらに転んでも悪くない。

2024.12.1 羽越本線 女鹿ー吹浦

追っかけて長時間停車のある遊佐に向かった。
太陽の周りには薄雲が残るものの、確実に天気は回復している。
一瞬、光線が強くなった。
今がシャッターチャンス!

2024.12.1 羽越本線 遊佐

酒田駅で列車を見送り、追っかけは終わった。
高速バスで仙台へ帰る。
さぁこの後が大変である。
翌月曜日は期末試験が控えている。
しかも4つ!!
1日に4つは前代未聞である。
全然勉強していない。
非常にまずい。
カシオペアに向かう前から分かっていたことではあったが..
どうしてもカシオペアが撮りたかったの!!!
夜通し追っかけて寝不足なので、帰りのバスは予定通り爆睡。
家に帰ってから気合いで一夜漬けを作った。
果たして単位はどうなるだろう..

2024年12月7日 公開